「顔のうぶ毛や口周りのひげの処理方法」が好評なため、続編、Part2です。
感心が高い事が伺えます。
初回で、自己処理のなかでもカミソリで剃る方法はあまりおすすめはできない事はお話ししました。
ですが、どうしてもカミソリで緊急に処理せざるおえない方のために「カミソリで剃る前に最低限やるべきこと」も紹介します。
他人事ではない鼻の下・口周りのひげ
そもそも、皆さんの鼻の下・口周りのひげはどうですか?
ひげ?「ないない!私は大丈夫」って殆どの方が思うようですが、いつもより鏡を近づけて鼻の下、口周りアップにしてみましょう。
よく見ると小さい毛が黒く・・・なんて事はないでしょうか。
まだ、こうやって自分で気付ければいいのですが、厄介なことに、目が悪かったりすると自分ではなかなか気づきにくく、また、かなり明るい所でないとわかりません。
その為、いつも見ている鏡のある場所が問題です。
顔のうぶ毛・口周りのひげはコンビニが要注意?!
鏡の位置が、部屋の明かりのみで太陽光が当たらず、朝でも案外と薄暗い場所で、しかも、見慣れていたりしていませんか?
また、洗面所の鏡などに頼ってる方は意外を多いのですが、距離があるため細部まで見えないので、おすすめできません。
これでは、細かな所までは自分では気づきにくいのです。
しかし、人から見られている場所は、屋外の太陽光の下だったり、オフィスやコンビニなど蛍光灯の下が多くはありませんか?
そのため、男女問わず他人からは細かい所、ひげが見えてしまっているのです。
顔のうぶ毛とひげの違い
そもそも、鼻の下に限らずうぶ毛の濃さや本数などの個人差はありますが、誰でも顔にも生えているものです。
赤ちゃんのうぶ毛を見てもわかるように、本来は、金色か薄い茶色でふわふわとした小さな目立ちにくい毛です。
美肌が多い韓国などでは、一般的に顔そりをする習慣があまりありません。
その為、女優をはじめ多くの韓国人の女性は、テレビでアップで映った際に、金色のふわふわしたうぶ毛が顔中にキラキラとしている事も珍しくないのです。
よく、韓流ドラマとかを見ている方なら、ああ~と思われるのではないでしょうか。
このように、本来のうぶ毛は黒くはなく、見た目にも決して悪いものではありません。
むしろ、水分を蓄えてくれ保湿の役目を果たしてくれるなど、肌に必要なものなのです。
顔のうぶ毛・間違った自己処理
ただ、先にあげたようにカミソリなど自己処理で間違ったケアや、また、いわゆるオス化や加齢などにより、だんだんとうぶ毛が濃くなり黒くなって目立つようになってきます。
そのため、処理が必要になってしまうのです。
でも、濃くなってしまったひげはそのままにしてはおけませんよね。
そこで手軽にできるカミソリで自己処理をしてしまう女性が多いと思われます。
ですが、これが悪循環の始まりです。
カミソリで剃るとどうなる?
これは、カットされた毛の断面図です。
剃る事で、断面がカットされ、毛の断面が大きく広くなってしまう事により、太くしっかりした毛が目立つようになってきてしまいます。
こうして、一層目立つようになった毛を定期的に、そして、だんだんと頻繁に、顔そりをしないといけない結果になってしまいます。
かといって、度々、エステなど専門店に通うには費用も時間も労力もかかり、続けるのは難しいという問題もあります。
もう、既にそうなってしまっている、という方も多い事と思います。
では、いったいどうすればよいのでしょう?
【顔のうぶ毛、鼻の下のひげ対策】
おすすめの処理方法は「抑毛」です。
「抑毛」とは?
”「抑毛」とは毛の成長を抑えて少しずつ毛を細くしていき、目立たなくすることです。”
この方法であれば、肌に負担をかけることなく、また処理し続けないといけない悪循環にならないどころか、除々に毛が目立たなくなる為、処理が自然と減るので楽です。
間違った毛のお手入れのその後は”こすりシミ”に!
自己処理でカミソリで剃るのは手軽だし、直後は化粧のりが良くなる、肌のトーンが明るくなるなどのメリットもあります。
ですが、これを繰り返していると、だんだんとうぶ毛ではなく、いわゆる本当の黒いひげに変化してしまいます。
また、顔を覆い保湿の役割をしてくれているうぶ毛を剃ってしまうと、肌がむき出しの状態になり乾燥肌の原因にもなります。
しかも、肌をカミソリでこする事で、肌の表面に細かい傷がつき、後々になって茶色いポツポツや通称”こすりシミ”になる危険性もあります。
その点、「抑毛」は、カミソリや「除毛」と違い、肌表面だけを除去するのではなく、根本的に毛を徐々に薄くしていけるケアの為、お手入れの間隔が開くようになり、頻繁に処理しなくてよくなる。
煩わしさから解放されるのが、最大のメリットです。
●女性の口周りひげ化にしない為に数年後の事を考えましょう。次世代・抑毛ケアがおすすめです視線が気になる口まわりのひげ・うぶ毛に【 dim.(ディミヌ)】
カミソリで剃る際に最低限やるべきこと
もし、どうしてもカミソリによる自己処理法を行わざるえない方は、次の手順を行う事でこすりシミを作らせないようにしましょう。
〈カミソリで処理する手順〉
- 蒸しタオル(水で濡らしたタオルでレンジでチンが簡単)で顔を温める
- 滑りをよくする物(専用のシェービング又はベビーオイルなど)を肌に塗る
- カミソリで毛の流れにそって滑らせるように優しく剃る
- 剃り終わったら、人肌の湯で洗い流す
- 冷たいタオルまたは氷水を顔にかけてしばらく顔を冷やす
顔のうぶ毛の処理同様、カミソリを使わざるおえない時は、まず、顔の毛穴を十分に開かせる為に、蒸しタオルなどを使い肌を温めます。
また、カミソリで肌を傷つけない為に、専用のシェービング剤、またはオイルなどで滑りをよくしてから、カミソリは毛の流れに沿うようにし、剃ります。
仕上げのケアは適度に冷やし、刺激の少ない化粧水で抑える程度にとどめ、クリームなどを塗り込むことは避けましょう。
まとめ
ひげに限らず、顔のうぶ毛の処理は同様です。
正しいカミソリでの自己処理は、まず、顔の毛穴を十分に開かせる必要があります。
その為、蒸しタオルなどを使って肌を温めます。
お風呂に入って湯船につかっている時などを利用すると手軽に行えますね。
そして、カミソリで肌を傷つけない為に、ベビーオイルなど肌に刺激が少ないものを選び使用しましょう。
最後に顔、開かせた毛穴を、元に戻すために毛穴を引き締め、冷やすのですがこの時もくれぐれもこすらないよう注意しましょう。
肌がふやけ、カミソリで処理した後の肌は切り傷、軽い怪我をした後と同じ状態だからです。
タオルなら優しく押さえるだけ、氷水なら、パシャパシャと顔にかけるだけにするとよいでしょう。
いつもより優しく、丁寧に扱ってあげましょう。
正しい処理を肌は、透明感があがり化粧ノリも良くなります。
定期的なケアで、美肌を保ちましょう。